“延命寺で初冬のバードウォッチング!(12月3日)”レポート


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“延命寺で初冬のバードウォッチング!(12月3日)”レポート

  • 2016年12月 5日(月) 07:46 JST

“延命寺で初冬のバードウォッチング!(12月3日)”レポート

“延命寺で初冬のバードウォッチング!(12月3日)”レポート

長野公園のイベントを実施しましたので報告いたします。

今回は今年5月にも開催して好評だった探鳥会。地元河内長野で鳥類などの自然環境保全活動で活躍されている『河内長野野鳥の会』さんとの共催事業です。

コースは5月と同じ三日市町駅(南海高野線)~奥河内もみじ公園(延命寺)~千早口駅(南海高野線)。ただ、5月と違うのは季節が冬であること。冬季はツバメやキビタキといった日本で繁殖する夏鳥と違って越冬しに北の方からやってくる冬鳥がいることです。さて、今回はどんな鳥が見れるのやら・・・

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外でイベントをする際毎回、天候を気にするところですが、この日は雲一つない快晴。南海高野線の三日市町駅に集合し、受付してから9時すぎにスタート。5月と同じく私と河内長野野鳥の会の会長さんがリーダーを担当しました。

住宅街ではあまり鳥は出ませんせしたが、人家の屋根に止まるイソヒヨドリなどを観察しました。その後、郊外の里山ではモズやカラスと戦うタカ類3種を観察。1種はツミと判定できましたが、2種は遠すぎて識別できませんでした。カモ類を見に行こうということで途中立ち寄った貯水池ではマガモやコガモ、カルガモ、そしてバンを観察。しばらくして立ち去り際にハイタカが出現。舞い上がっていく姿をじっくり観察できました。

その後、戻って鳥を見ながら再び延命寺を目指します。当公園延命寺地区に到着。少し早いですが、ここでお昼休憩。この日は暖かいので池の周りで心地よいランチタイムを過ごしました。

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お昼休憩後は園内を散策。肝心の延命寺では期待していたルリビタキはおろか鳥がほとんど出現しませんでした。早朝ならよく出現するのですが、時間的に遅かったみたいです。

気を取り直してゴールである千早口を目指すことに。このルートも時間的な問題なのかほとんど鳥は出現せず、美加の台を抜けたところでようやく電線に止まるホオジロと上空を舞うノスリを観察。

その後、千早口手前の畑でナンテンに止まるビンズイとジョウビタキのメスを観察しました。千早口に到着後、駅上空をアオサギが通過してくれました。

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好天の中、無事探鳥会は終了し、野鳥の会恒例の鳥合わせ。参加者は23名で結果は37種でした。暖かいためなのか冬鳥がほとんど出なかったのは残念でしたが、個人的にはセキレイ4種が見れたので満足できました。

最後に参加者の方々に感想を書いていただきました。『天気が良く、たくさん鳥が観察できてよかった』という声が多く、『春夏秋冬で探鳥会』をやってほしいとの要望もありました。

皆さん、楽しんでくれたようでなによりです。

今後もこの探鳥会イベントをぜひ継続していきたいと思います。