河内木綿をつかったワークショップ「春を呼ぶもち花づくり」
- 2016年2月 1日(月) 15:07 JST
昨年のひつじ作りが大好評でしたので、今年も河内木綿を使ったワークショップを企画しました。今年は春が来るまでの時間をじっくり楽しんでいただこうということで、もち花作りを行いました。今年もすぐに定員いっぱいになるほど人気のワークショップでした。
まず、河内木綿の歴史についてお話させていただきました。久宝寺緑地がある河内はもともと木綿の産地で、昔は嫁入り布団には河内木綿が使われていました。河内の歴史の一つです。八尾を訪れる機会のある方は、是非マンホールを見てください。河内木綿を糸車でつむぐ人が描かれていますよ。
さて、いよいよ久宝寺緑地で収穫した綿を使ってのもち花づくり。ワークショップ担当者が前もって染めたピンクの綿も含めて材料を配りました。安全なように食紅を使って染めました。まず、種から綿の部分を指先ではがすのですが、これがなかなか大変。私もお手伝いさせていただきました。みんなで「綿繰り機が発明されたのもわかるねー。」と話しながら作業を進めました。
綿が用意できたら、次は綿を丸めて枝にボンドでつけていきます。皆さん真剣。「正解は無いねんねー。」といいながら飾り付けます。普段のワークショップでは、見本を見ながらそれをまねて作ろうとされますが、今回は正解がありません。綿と枝のバランスを考えながら、それぞれの作品ができていきます。
みんなで出来上がりを見せ合いながら最後に集合写真を撮りました。