レッツ久宝探検隊「七草がゆを食べよう」2月22日
- 2015年2月24日(火) 13:19 JST
冬の寒さが少しずつ和らいできましたね。
今日は「七草がゆを食べよう」 です。
七草がゆの由来をご存知でしょうか?
現在は正月行事として定着していますが、平安時代より中国から伝わった風習です。
江戸時代には七草粥を食べる日は五節句のひとつとして定められました。
ちなみに五節句とは1月7日(七草がゆを食べる日)、3月3日(桃の節句=ひな祭り)、5月5日(端午の節句)、7月7日(たなばた)、9月9日(菊の節句)だそうです。
七草がゆはその年一年が健康で、平和に暮らせるようにとの意味をこめて食べます。現在では正月に飲み食いして疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うことの意味として通っていますね。
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろが七草です。
七草がゆの由来の講義を聴いた後、実際に園内に出て七草を観察に行く班と、七草がゆを食べる竹の食器を作る班とに分かれました。
小雨の中、すべての七草は見つかりませんでしたが、何種類かはありました。
七草観察班が帰ってくると、ちょうど七草がゆが出来上がっており、室内は“だし”のきいたおかゆのにおいでいっぱいになりました。
手作りの竹の器とおはしで七草がゆを食べました。おかゆの優しい味が口いっぱいに広がり、食べているみなさんの顔もほころびました。おかわりを何回かして満腹になったところで今回のイベントは終了です。
本日は小雨の中、たくさんの方に参加いただきありがとうございました。
次回は3月22日キノコの菌打ちと仮伏せ体験を行います!
みなさんが普段食べているキノコはどのように育てるのでしょうか?
是非ご参加ください!!