長野公園新聞 2018冬号(長野公園新聞記事内容ご紹介)


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長野公園新聞 2018冬号(長野公園新聞記事内容ご紹介)

  • 2019年1月28日(月) 14:00 JST

長野公園新聞 2018冬号
冬を楽しみましょう!
澄んだ空気と満天の星空は格別です

 

立冬を過ぎ再び冬がやってきました。今年は暖冬といわれ、12 月に入ってからも季節外れな暑さの日もありました。暖冬といえば暖かい冬のイメージですが、実際は寒暖差の大きい日が多くなる傾向になります。間もなくインフルエンザの流行に入るかと思いますが、こういう気候状態では体調を崩しやすいため風邪などにご注意ください。

さて、紅葉したモミジも落葉し、これから冬の時期は当公園では最も寂しい季節になります。といっても見どころがないわけではなく、各地区とも豊かな自然の中でハイキングやバードウォッチングなどが楽しめます。そして、そんな冬におすすめの場所が当公園のキャンプ場。キャンプ場がある奥河内天野キャンプの森(天野山地区)では冬季も年末年始を除いて利用可能です。当地区周辺は市内でも寒さが厳しい場所の一つで宿泊するには少し勇気がいりますが、日帰りキャンプやバーベキューもでき、アウトドアにはもってこいの場所です。年末年始以外の通年営業している利点から近年では冬季の利用も徐々に増えてきております。また、キャンプだけでなく広い園内はハイキングなどの野外活動にはもってこいの場所です。空気の澄んだ冬季は展望台で星空観察もよいかもしれません。

 

 

冬季に長野公園で見られる生き物

長野公園新聞 2018冬号

スイセン
奥河内さくら公園など

長野公園新聞 2018冬号

キマダラカメムシ
奥河内さくら公園など

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ルリビタキ
奥河内さくら公園など

 

 

長野公園で見られる生き物

長野公園新聞 2018冬号

オシドリ(Aix galericulata)

全長40〜50cm のカモ科に属する鳥類。留鳥または冬鳥として全国に分布し、平地から山地にかけての樹木に覆われた池や湖沼、河川などでも見られる。オスは全体的に美しい極彩色で、三列風切の銀杏羽が特徴。メスは灰色みを帯びた褐色で風切と翼鏡には緑色光沢がある。「ケェーケェー」や「ビィービィー」と鳴く。

食性は草食傾向の強い雑食で、主にドングリなどの木の実を食べるほか水生小動物なども捕食する。東北地方以北の山間部の樹林帯で繁殖し、樹洞に営巣して子育てする。「鴛鴦の契」や「おしどり夫婦」など夫婦の仲が睦まじい例えの言葉として使われるが、実際は毎年ペアを変えたり変えなかったりと様々である。河内長野市では長野公園の夜桜と並んで「滝畑ダムのオシドリ」が市の新八景に選定されているが、近年は渡来数が少ない。長野公園では毎年冬鳥として少数が飛来し、丸山地区と天野山地区の境界沿いの池にて生息を確認している。写真は奥河内キャンプの森(天野山地区)との境界沿いにある池で撮影した個体群。

 

 

長野公園スタッフコラム~春に向けて~

長野公園新聞 2018冬号

長野公園新聞(冬号)を作りながら、長野公園スタッフは春に向けての企画を練っているところです。

春の奥河内さくら公園(長野地区)は、斜面いっぱいにソメイヨシノが咲き誇ります。夜桜ライトアップも実施し、毎年、昼・夜ともに多くの方々にお花見をお楽しみいただいております。2019年春の夜桜ライトアップではさらに魅力ある企画を増やし、皆様に長野公園でのお花見をよりお楽しみいただけるようにしたいと考えています。

また、3月31日(日) には、河内長野駅前エリアと長野公園エリアにて1Day イベントを開催する予定です。地域の方々・多様な主体・長野公園が一緒に協力し合い、河内長野の活性化・魅力向上に繋げていきたいという想いです。ぜひ春の河内長野を一緒に楽しみましょう!詳細についてはまたご案内させていただきますね。

 

 

長野公園のご近所さんにクローズアップ!!

長野公園近隣の地域でご活躍されていらっしゃる方をご紹介♪
長野公園がある河内長野市のコト、ヒト、モノ。いっぱい知ろ!河内長野を楽しも!好きになろう!

長野公園新聞 2018冬号

「料理教室SPOON」オーナー 池辺なおこさん

今回ご紹介するのは、奥河内さくら公園(長野地区)の近くにある錦水工房内で料理教室を開かれている「料理教室 SPOON」オーナーの池辺なおこさん。

 

大手料理教室の講師の経験も経て、生まれ育った河内長野市内でご自分の料理教室をオープンされた池辺さん。

料理本を見てもイマイチ分からない。料理を作っても思うように美味しく出来ない。レパートリーを増やしたい。など、料理の疑問・悩みってありますよね。そんな1人1人の疑問・悩みを改善したいという想いから、料理教室 SPOONのレッスンは毎回4~5人までの少人数制。

少人数制だとじっくり質問できるし安心ですよね。
また、池辺さんのご活躍はここだけではありません! 河内長野市内の小学校でPTAの保護者向けに料理教室を開催されたり、夏休みには小学生のお子さん向けの料理教室も!市内のあちこちで大活躍していらっしゃいます。気になる方は要チェック!ですね^^

料理教室の後は、長野公園でお散歩♪という、ココロも身体も元気になる1日はいかがですか?

長野公園新聞 2018冬号
長野公園新聞 2018冬号
長野公園新聞 2018冬号

【料理教室 SPOON】 〒586-0033 大阪府河内長野市喜多町700-1 錦水工房内
*河内長野駅から徒歩5分 スーパーイズミヤすぐ
HP:http://spoon-cooking.com/
Instagram アカウント:SPOON_official
レッスン内容の確認・予約はHPから

長野公園新聞 2018冬号

 

 

フィールドサイン(動物痕跡)を探せ!!

寒い冬季は活発に動き回る鳥類以外はあまり生き物がいないと思いがちですが、探してみるとフユシャクのように冬にだけ出現するガやアカガエル類・サンショウウオ類のように冬に繁殖期を迎えるものなども見ることができます。一方、多くの昆虫類や爬虫類は越冬していますが、哺乳類は餌や塒を求めて闊歩しています。今回はそんな冬の楽しみ方としてフィールドサインについてご紹介したいと思います。

フィールドサイン(動物痕跡)とは・・・字のごとく野外に残る野生生物たちの痕跡です。動物の足跡やフン、鳥類の羽、食痕など様々なものがあり、それぞれその生物がその場所にいたことを示す存在痕跡になります。また、野生生物の存在だけでなく、生活環境や食性を知る手掛かりにもなるほか、環境アセスメントの調査などでは主に哺乳類の種類や個体数を把握するために用いられています。どんな種類があるのか一例ですが見てみましょう。

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巣穴痕跡 河合寺地区
ただの砂の盛り上がりではありません。

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正体はコウベモグラ モグラ塚です。

 

 

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食痕① 天野山地区
エビフライみたいだけど?

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正体はニホンリス
園内には冬季にだけ下りてきます。

 

 

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食痕② 長野地区
ツバメの頭部とガ類の翅などたくさん散らばっていました。

長野公園新聞 2018冬号

正体はアオバズク
初夏に園内で夜間声を聴きます。

 

 

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食痕③+ 足跡① 延命寺地区
食べられてるのはサワガニです。5本指がしっかり見えてます。

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正体はアライグマ
園内を含め各地にたくさん生息していそうです。

 

 

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足跡②+ 糞 河合寺地区
丸っこい形状をしています。

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正体はノウサギ。
恥ずかしがり屋です。

 

 

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抜け殻 長野地区
立派な抜け殻です。

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正体はシマヘビ。
長野公園ではもっとも多いヘビです。