「ハロウィンの次の日、緑地に魔女がやって来た!」レポート
- 2014年11月 5日(水) 10:51 JST
久宝寺緑地の魔女からの報告です。
11月1日(土)に予定していたハロウィンイベントは、あいにくのお天気のため、3日(祝日)の順延になってしまいました。少し肌寒いながらも好天に恵まれた当日を迎えました。
今年の魔女の演出は、”魔女はきれい好きなので、子供たちにゴミ拾いを手伝ってもらう”ことにしました。そして公園の「秋のきれい」を拾うツアーを実施しました。
綺麗な葉っぱや、いろんな形のどんぐりを拾います。
しかしその中には、人間たちが捨てたゴミも混じっています。自然からのプレゼントはそのままにしておき、ごみを分別しながら拾っていきます。分別のゴミ袋は子供たちがそれぞれ種類ごとに立候補して持ってくれました。みんなやる気満々でツアーをスタート。ゴミの分別がなかなか前に進めません。意外と少ないごみを探すのに、みんな目を皿のようにして一生懸命でした。
いよいよ魔女の秘密のどんぐり地帯にやってきました。
そこには「スダジイ」というどんぐりがあります。魔女は朝のうちに「スダジイ」の実が落ちていることを確認しておきました。3個くらいはあったので、午後のツアーの時まで無事にありますように、と祈っていました。子供たちを引き連れてスダジイの木のもとへ。
子供たちに「スダジイ」の実探しを始めてもらいました。するとどうでしょう。すごいです。
子供たちは次々とスダジイの実を見つけ出します。魔女が想像もつかないくらいに、たくさんのスダジイを見つけてくれました。
スダジイ…名前も面白いですね。まるで、おじいさんの名前みたいで、子供たちも気に入ってくれたみたいでした。



次のエリアは大きなどんぐりのあるところです。魔女の仲間が森の中から子供たちを手まねきして呼んでいます。「こっちにおいで、大きなどんぐりがいっぱいあるよ。」
子供たちは、魔女の仲間からどんぐりマップをもらい、ただのどんぐりではないことを学んでいきます。大きなのはクヌギ、小さいのはアラカシ、どんぐりの帽子のようなものは「かくと」と言います。同じ樹からできたどんぐりでも、形や大きさが微妙に違います。どんぐりの個性ですね。そんなことを話しながら、次は少し小さめのどんぐりで、一番どんぐりらしい形のコナラ。「おならでなくてコナラだよ」なんて話しながら、いつの間にか大人もどんぐり拾いに夢中になっていました。



芝生広場に戻ってくると、つぎはエアーキャンディ作りです。大きな半透明の袋に落ち葉を入れてふくらませ、秋の空に打ち上げます。風に乗ってふわふわ空に舞い上がっていきます。
みんなで力を合わせて、気持ちを合わせて、エアーキャンディを打ち上げました。
公園をきれいに掃除して、秋のきれいを発見できた楽しい秋の一日でした。
みんなありがとう。この日のことをいつまでも覚えておいてくださいね。
久宝寺緑地 魔女より
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