久宝寺緑地しんぶん Vol51(久宝寺緑地 新聞記事内容ご紹介)


久宝寺緑地

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久宝寺緑地しんぶん Vol51(久宝寺緑地 新聞記事内容ご紹介)

  • 2022年12月 1日(木) 19:54 JST

久宝寺緑地しんぶんイメージ

Vol51

 

この木なんの木?気になる木!

タイワンフウ(台湾楓)

フウ科 フウ属 落葉高木
別名:フウ(楓) サンカクバフウ(三角葉楓) イガカエデ(伊賀楓) カモカエデ(加茂楓)。 古名:オカツラ(男桂) 原産:中国中南部及び台湾 フウ属の樹木には2種類あります。 葉が3裂のものを「楓/フウ(台湾楓)」 葉が5〜7裂のものを「紅葉葉楓/モミジバフウ(アメリカフウ)」

アメリカフウ

アメリカフウ

タイワンフウ

タイワンフウ

日本では古来、「楓」の字を「カエデ」と読みますが、本来の「楓」は台湾楓のフウの事を指し、カエデを表す漢字は槭(かえで)なのだそうです。漢字や葉の形からカエデの仲間であることを連想しますが、フウ科フウ属であって、カエデとの関連はないそうです。

タイワンフウが日本に渡来したのは江戸時代享保年間(1716〜36年)。紅葉が美しいことから街路樹や公園や庭園に植栽されています。

中国では独特の香りのある樹脂を「楓香脂」(ふうこうし)として薬用にするそうです。江戸時代(1727)に初めて長崎に渡来したと言われています。

メイン写真2021年12月15日撮影
メイン写真 2021年12月15日撮影

タイワンフウ(台湾楓)
メタセコイヤの左の樹

メタセコイヤの左の樹

直径2cm程のフウの実

直径2cm程のフウの実

久宝寺緑地のタイワンフウはオンリーワン。当公園に、一本だけしかない貴重な樹木です。花の広場の中央、メタセコイヤの横に立つ高木です。植えられている場所は、ロウバイが咲くエリアになります。メタセコイヤよりグーンと大きく突出していたのですが、2018年9月4日の台風の際、頭部が折れてしまいました。当時は折れた幹部分が見えていて悲壮感ある姿でしたが、現在では沢山の枝葉をつけて、こんもりとして落ち着きのある優しい姿になっております。

緑地の秋の紅葉はイチョウから始まり、プラタナス、ハナミズキ、ナンキンハゼ、ケヤキ、モミジバフウ、トウカエデ、ヤマザクラ、サクラ、ザクロ、アキニレ等など。赤や黄色、オレンジ色に褐色等、色とりどりの紅葉が色の変化を見せてくれます。その紅葉のラストを飾ってくれるのが、タイワンフウです。

公園内の落葉樹たちが葉を落とし始める頃に、タイワンフウはただひとり花の広場の真ん中で、浅い黄緑から黄色、オレンジ色に、そして朱色から深い真紅へと、紅葉のひとり舞台を演じてくれるのです。筆者は機会があれば、タイワンフウの毎年の紅葉(こうよう)のひとり舞台を、みなさんにお伝えしたいと思いを募らせていました。

タイワンフウの樹周をぐるっと一回り、ゆっくりといろんな方向からみてやってください。紅葉の見納めにふさわしい樹だと思いませんか。朝日を浴びる姿がより美しいです。

夏の夜はセミの羽化にご協力

夏の夜はセミの羽化にご協力

タイワンフウ(台湾楓)

同日撮影ですが、樹木の左右で

タイワンフウ(台湾楓)

こんなに紅葉色が違います。

 

久宝寺緑地プールにFISHINGLAND久宝寺緑地がオープン

FISHINGLAND久宝寺緑地

手ぶらで釣りが楽しめます! 釣れる魚はニジマス、イワナ、アマゴ、ブラウントラウト 釣れた魚は持ち帰って食べることができます。

営業時間:9時~16時まで(最終受付14時) 定休日:木曜日(12/28~1/3は休園) 期間:4月末頃まで(水温によって変動します)

料金表

料金表

  • 上記入場料は、消費税および地方消費税額を含みます。
  • 障がい者手帳、療育手帳を提示されたお客様(付添者1名を含む。)は、上記入場料の半額を免除します。
  • 中学生以下の方のみではご利用いただけません。必ず大人の方(高校生以上)が同伴してください。
  • お客様のご都合で、ご利用時間以内に途中退場される場合は利用料の返金はできません。
  • 一度退場されると同チケットでの再入場はできません。
  • 魚のお持ち帰り数には制限がございます。制限を超える場合は、1匹 400円(税込)でご購入いただけます。
  • 釣れなかった場合は魚は持ち帰れません。(釣りが初めての方でも釣って楽しんでいただけるようにアドバイスします)
  • ルアー釣りの道具については、ルールがありますので必ずご確認の上で道具をお持ちください。

FISHINGLAND 久宝寺緑地ホームページ

 

誌上ワークショップ「自然素材で作る干支.うさぎ」

新しい年の準備に、干支の「うさぎ」を作ってみませんか?

誌上ワークショップ「自然素材で作る干支.うさぎ」

材料
胴(クヌギ、アベマキ、マテバシイなど)
耳(ナンテンの葉っぱ) 綿少々
用意する物
アクリル絵の具 白色 赤(ピンク)グルーガン、ハサミ、絵の具筆、小皿。
割り箸、画鋲、粘着ゲル両面テープ、油性マジック黒(細字)

誌上ワークショップ「自然素材で作る干支.うさぎ」

 

昆虫とともに

昆虫とともに

公園インフォメーションでカマキリを飼育し始めて、もう4年が経ちました。日々カマキリたちからたくさんの事を教えてもらっています。カマキリのなんともかわいいしぐさが、どこか猫に似ているように見えます。だんだんとひとつひとつのしぐさで、なんとなくカマキリの気持ちがわかるような気がするので、慣れとは不思議なものです。

公園インフォメーションで飼育を始めたのは、子どもたちに本物の昆虫をみてもらう機会を作りたかったからです。

昆虫とともに
昆虫とともに
昆虫とともに

飼育しているとアクシデントは起こるもので、とても手がかかったりします。今年は季節外に突然の孵化してしまったり、その小さなカマキリたちの餌の調達も季節外で苦労しました。命がけの脱皮のタイミングに合わせた飼育ケースの準備なども大変です。

それでもカマキリに出会ったことで感動したり、落胆したり、様々なことを学ばせてもらっています。もしも子どもたちが虫を飼いたいと言い出したら、子どもたちの心が動いて自分から興味をもったことだったら、保護者の方のフォローは必要ですが、是非体験させてあげてほしいと思います。

虫とのお付き合いから体験する事にはいろいろな要素が含まれています。優しく扱うことについては、相手を思いやる心。成長を見守りながら次にしておかないといけないことはどんなことかを考えたり、食物連鎖から環境のことまで含めて、生態を学ぶきっかけになります。

昆虫とともに

飼育する事から学ぶ内容は無限にあります。小さな命を預かった責任を全うするために、周りの大人もそのサポートをすることは、子育てに大切なことだと思います。昆虫は身近な友達のようで、そして先生でもあります。公園インフォメーションでは、その小さな命からいろいろなことに気づいてもらえたらと思って、飼育させていただいています。

昆虫好きな子たちは、大人より環境のことをよく知っていたりします。昆虫から学んでいるのです。私たちも子どもたちから教えてもらうことが沢山あります。

昆虫図鑑がきたよ!

昆虫図鑑がきたよ!

すごい昆虫図鑑がやってきた!
インフォメーションで、見てください。
リアルな昆虫の写真がいっぱい!

 

バケツの田んぼ『お米ができた』

前回で紹介しました「稲を育てる」の続編です。

6月に田植えをしたバケツの田んぼの稲たち。

テキスト通りに順調に生長してくれる稲たち。しかし、全てが筋書き通りにいかないことが、ドラマを産むのですね。

ワークショップ参加組とその他、計7組がバケツの田んぼを作りました。4組は生長が順調で8月下旬に穂が出始めました。9月中旬にはたくさんの穂が出ています。公園インフォメーションと、筆者宅の稲はいっこうに穂が出てきません。

バケツの田んぼ
バケツの田んぼ

子供たちがうえました

原因があるはず。

順調に生長しているところの環境を聞いて比較する。やっていることは同じでも環境の差はあるからです。

出穂(稲の赤ちゃん)

出穂(稲の赤ちゃん)

稲の花

稲の花

原因が見つかりました。

夜間の明るさが原因でした。筆者自宅は商店街の中、街灯が明るく、おまけに玄関灯までついていました。公園インフォメーションも同じく防犯灯があり、夜間も明るかったのです。

稲は本来、日照時間の年間変動が少ない熱帯地方原産なので、日照時間の影響を受けない性質の植物らしいのです。(中日植物)

使用した稲は「短日性の稲」だったので、気温に関係なく日照時間が短くなる事で開花する特性があるようです。寒冷な気候の中で栽培するには有利で、冷害を受けにくい品種を選別していった結果、短日性の稲が生まれたようです。

それぞれ違った環境で育てた結果、わかった体験です。早速夜間の灯りをさえぎるように、稲に布を被せてあげました。その結果、すぐに稲の穂が出現し、稲の花も見ることができました。

この情報をフェイスブックに投稿すると、参加者のYさんが同じように稲の穂が出ないと困っていたことを聞かせてくださいました。稲に遮光した結果、穂が出現したそうです。諦めないで努力して得た結果は、味わい深いものです。今年の籾を使って、来年またワークショップができますように。春には籾を撒いて準備しておきましょう。

稲穂がいっぱい!!
稲穂がいっぱい!!

稲穂がいっぱい!!

 

 

久宝寺緑地イベントカレンダー

参加費:無料(一部有料)

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、開催予定のイベントが中止・延期になる場合がございます。開催状況については随時ホームページにてお知らせしますので、ご確認をお願いいたします。

きらきらナイト
久宝寺緑地でちょっと早いクリスマス

久宝寺こうえんマルシェ同時開催

きらきらナイト

街がクリスマス色に染まる12月、久宝寺緑地でクリスマスの雰囲気一杯の夜を過ごしてみませんか?
あったかい食べ物とジャズコンサートで一足早いクリスマスを楽しんでください。

  • 日時:12/3(土)午後3時〜7時
  • 場所:中地区 花の道

スケジュール

  • 午後3時〜:マルシェ販売開始 ボランティア表彰
  • 午後5時半〜:イルミネーション点灯、ジャズコンサート

今年もイルミネーションが花の道を華やかに飾ります。
期間:12月3日(土)~25日(日)

 

節分祭

節分祭

豆まきなど。
※ふるまいぜんざいはありません

  • 日時:2/3(金)午後1時30分から
  • 場所:北地区 風の広場
  • 料金:無料 豆まき

 

久宝寺緑地絵画・写真展

久宝寺緑地絵画・写真展

久宝寺緑地では令和5年2月に公園インフォメーションで
絵画・写真展を開催します。

  • 絵画・写真展日程:令和5年2/11(土・祝)~19(日)まで
  • 時間:午前9時から午後5時まで(最終日は午後4時半まで)
  • 場所:久宝寺緑地 北地区 公園インフォメーション

出展作品募集!

  • 絵画・写真作品募集期間:令和5年1/23(月)〜2/5(日)まで
  • 内容:久宝寺緑地の風景、人物、鳥・花など久宝寺緑地にちなんだ題材の作品を募集します。
    初心者からベテランまで、自慢の作品を展示してみたい方なら
    どなたでもご参加いただけます。
  • 出展料:無料 先着20作品まで(原則1人1作品)
  • 応募方法:作品サイズは写真はA4サイズにプリント(フレーム額はこちらで準備しています)、絵画は10号までで額装(展示用ひも付き)して管理事務所までお持ちください。

 

久宝寺緑地みどり塾

専門分野で活躍する講師達による植物や自然についてのワークショップ等

  • 場所:ボランティアルーム
  • 10時〜11時半
  • 事前申込要 みどり塾の申込は、開催日の1か月前から受付ます。
  • 12/18(日)ミニ門松づくり
    場所:管理事務所内会議室
    参加費(材料費含む)1500円
  • 1/15(日)ジュリアンでカラフルハンギングバスケット
    参加費(材料費含む)2000円
  • 2/19(日)ナチュラル素材で春の寄せ植え
    参加費(材料費含む)2000円

 

ノルディックウォーク講習会

  • 第1日曜日 13:30~15:00
  • 12/4、1/8、2/5
  • 集合場所:スポーツハウス
  • 参加費:1,000円

ノルディックウォーキングをマスタートレーナーに基礎から習ってみよう!
美しく歩くために必要な体感とインナーマッスルに効かせるコツをお教えします。
すっきり姿勢が美しい“キレイな歩き方”を目指しましょう!

 

川原ウォーキング(事前 電話予約)

川原ウォーキングで姿勢改善&歩行能力UP!

  • 第2月曜日 8:30~9:30
  • 12/12、2/13
    ※1月はお休みです。
  • 集合場所:インフォメーション前
  • 参加費:500円/レンタルポール:500円

背筋ピーンで一生涯自分の足で歩くために転倒しにくい体づくりに取り組みましょう!2本のポールを使った効果的な歩き方をインストラクターに教わります。

 

久宝寺こうえんマルシェ

久宝寺こうえんマルシェ

地元の農業を応援したい!毎月第4日曜は久宝寺緑地マルシェを開催!
公式サイト「久宝寺こうえんマルシェ」

  • 12/3(土)・1/22(日)・2/26(日)
    午前10時~午後4時/場所:北地区 風の広場付近
    ※12/3(土)は きらきらナイトと同時開催 午後3時~午後7時
  • マルシェ 大阪産(もん)近郊農産物、無添加食品および加工品の販売
  • アート、クラフト作品の展示及び販売、その他の物販、ワークショップ
  • 福祉事業所の授産商品

 

レッツ久宝探検隊

集合場所:久宝寺緑地 中地区 花の道 料金:無料

  • 12/18(日)クリスマスリースを作ろう
    午前10時~正午
    つる性植物や秋の野山にどんなものがあるかを学び、クリスマスリースを作って飾る。
  • 1/22(日)春の野草を見つけよう、七草がゆを食べよう
    午前10時~正午
    いろんな野草が生え、一つ一つに名前があることを学び、野草に親しむ。節句の歴史と意義を学ぶ。
  • 2/26(日)植物を使ったアート、冬芽の不思議
    午前10時~正午
    寒さで息をひそめたり、眠る生き物と春に向けて準備している冬芽を観察して、冬を味わう。

 

ピンコロクラブ

  • 日時:第2土曜日:うんどう教室/第4土曜日:うんどう習慣日
    10時半〜11時半
  • 場所:北地区 健康広場

介護に頼らない、自立した生活を送るためのお手伝いとして、生活にかかわりの深い4種類の運動に、準備運動、整理運動を加えたうんどうプログラムを、トレーナーが教えてくれます。そして習慣日には、習慣化する ために楽しくトレーナーと一緒に質問しながら運動しましょう。