“駅前子ども教室"「顕微鏡で見てみよう!」&「マニアック生き物講座」
- 2013年 5月22日(水) 21:54 JST
河内長野市青少年育成課と共同実施イベント「駅前子供教室」のプログラム2台を長野公園で行いましたので報告いたします。
今年からここ長野公園で「駅前子ども教室」のイベントを定期的に行っていくことになりました。そして、1㎝未満の小さい生き物が大好きなミリ屋さんこと大門が講師となって実施いたしました。
最初のプログラムは「顕微鏡で見てみよう!」で奥河内さくら公園を回りながら生き物を観察し、採集した生き物を顕微鏡で観察するという内容。
当日、天候が心配でしたが、午前中はなんとか晴れた状態で実施できました。
イベントに参加してくれた子どもたちはみんなテンションいっぱいで様々な生き物を見つけていました。さてどんな生き物がいたかというと・・・
最もなじみ深いカタツムリのクチベニマイマイ。そして、そのカタツムリを食べるマイマイカブリ。松に付く地味なウバタマムシや同じく地味なチョウのコジャノメ。私の大好きなカメムシの仲間、マルカメムシやホソヘリカメムシの匂いもみんなで体験しました(生き物についてはHPの公園図鑑に載っています)。
観察会の後は事務所で顕微鏡を使って採集した生き物を観察したり、色鉛筆でスケッチを行いました。
そして、午後のプログラムは「マニアック生き物講座」。河内長野市内や長野公園で生き物の生息調査を行っている私が、様々な生き物の調査方法について自由研究などで役立つように解説していく内容です。今回は「アリの調べ方」について紹介しました。残念ながら午後は雨となってしまい、実際に外での調査はできませんでした。
代わりに事務所内で河内長野市に生息するアリ類の紹介と長野公園で採集したアリ類を顕微鏡で観察しました。外には出れませんでしたが、みんな顕微鏡で見るアリに興味津々でした。