“竹筒蜂の生態大調査”
- 2014年10月 6日(月) 12:43 JST
6月に行いました河内長野市青少年育成課と共同実施イベント「駅前子ども教室」での“竹筒トラップをつくろう”の続きを行いましたので報告いたします。
毎年このイベントは河内長野市の「駅前子ども教室」と連携して行いましたが、今回は10月の予定が合わないということで長野公園独自で開催しました。
今回は6月に設置した竹筒トラップを回収して中身を大調査しました。長野
公園の管理事務所に集合し、みんなで生き物を観察しながら6月に広場に仕掛けた竹筒トラップを回収していきました。
回収できたトラップは全部で14個。昨年は15個中、3個に2種の竹筒バチが入っているという結果でしたが、今年はどうなるか楽しみです。
観察は管理事務所で行いました。順番に竹筒トラップを開いていき、中を確認していきました。早速入っていました。去年も入っていたオオフタオビドロバチでした。
次々と開いていくとクモ類を専門に狩るオオジガバチモドキやヒメベッコウの巣と蛹、花粉を集めるニッポンメンハナバチの巣と成虫が確認できました。
結果は14個中、10個4種という成果となり、昨年よりも多いということで子どもたちも大喜びでした。
最後は記念写真。来年もぜひ恒例行事として続けていきたいと思います。作り方は簡単なのでみなさんもぜひお家で作られてみてはいかがでしょうか。ハチたちの知られざる生態を観察できるかもしれません。