自転車安全講習レポート

自転車安全講習レポート

実施日：平成27年8月25日

時間：午後1時30分から午後2時30分まで

場所：久宝寺緑地管理事務所　会議室

講師：八尾警察交通課　警部補　向山　靖氏

平成27年8月25日に久宝寺緑地で自転車安全講習が開催されました。この日は、あいにく台風が来ていて夕方から雨になるという天気予報でしたが、ヒーリングガーデナーボランティアのメンバーを中心に、久宝寺緑地の職員も含め、30名近くの方が参加。普段自転車を利用する方が多く、皆さん真剣な面持ちで聞いておられました。

平成27年6月に道路交通法が改正になりました。何がどう変わったのか不安に思いながら自転車に乗っている人も多いと思います。今回の講習では道路交通法の改正についての話だけでなく、実際にどのような事故が起きているかの紹介もあり、内容の濃い講習でした。久宝寺緑地の近くでも事故は起きていて、死亡されているケースもあり、改めて安全運転に気をつけないといけないと感じる1時間でした。

向山警部補が最初の40分程度で、道路交通法の改正点の説明をされました。道路交通法が改正になったということで、自転車に関する法律が何か変わったと思っている人が多いかもしれませんが、実際には自動者運転者講習制度といって危険なルール違反を繰り返すと自転車運転者講習の受講を命ぜられるということが新たに施行されただけとのことでした。自転車を安全に乗るためのルールは以前と変わっていないのです。

向山警部補のお話の後は、DVDで事故事例の紹介がありました。自転車での事故でも実際に死亡事故につながることを知り、参加者も驚かれていました。ゆっくり走っている自転車でも車と接触するとかなり激しく転倒する様子を見ると、ルールを守って走ることの大切さを実感しました。

最後の質疑応答では、みんなが不安に思っている傘ホルダーの使用について質問があがりました。傘ホルダーに傘を差して押して歩く分には違反ではないそうです。「でも、乗りたくなるでしょう？だからやめておいてください。」おっしゃるとおりですね。乗りたくなりますね。

何とか最後までお天気は持ってくれました。講習が終わって皆さん自転車で帰っていきました。安全運転を心がけてくださいね。

久宝寺緑地では定期的に交通安全講習を行っていきますので、ホームページをごらんの皆様も次回は是非ご参加ください。