「石川自然クラブ」石川の希少種を守る!自然ボランティアレポート(9月12日)

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石川河川公園

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「石川自然クラブ」石川の希少種を守る!自然ボランティアレポート(9月12日)

  • 2024年 9月12日(木) 16:29 JST
  • 日時:2024年9月12日(木)10:00~12:00
  • 参加者:計4名(大人3、スタッフ1)
  • 場所:自然ゾーンA地区
  • テーマ:カヤネズミ保護草地のクズ・雑草とり

9月中旬にもかかわらずの酷暑のオギ草地

オギ草地のクズ取り作業

9月中旬にもかかわらずの酷暑、気持ちをふるいたたせてオギ草地のクズ取りに出かけました。毎年のクズ根掘り取りの効果でずいぶん少なくなりましたが、少し油断すると取り残した根株から7~8mもあるツルが伸びています。それを地引網のように引っ張り出し、またオオブタクサなどの高茎草本を引っこ抜いていると、大汗が噴出してきました。

30分ほど作業したあと木陰で水分補給して休憩し、残りの時間で丘一周の除草作業が完了できました。

オギ草地のクズ取り作業

30分ほど作業したあと木陰で水分補給して休憩

照り付ける太陽は猛暑ですが、水の上は涼しい風が吹いてとても心地よい川歩きです。ただ今年はなんとも魚影が少なく、なかなか「捕れた!」の声があがりません。メンバーがもんどりを持参して3ヶ所に仕掛けましたが一匹も入らず、同じく持参の水中カメラ!にも稚魚しか写らなかったとのこと。

オオブタクサなどの高茎草本を引っこ抜く

発見したカヤネズミの巣

石川の河原のオギは、この夏の暑さと乾燥で、どこも地上部が茶色く枯れてしまっており、秋にちゃんと穂が出るのか、カヤネズミは営巣できるのか少々心配ですが、この2~3ヶ月の間に作ったとみられる巣が12個も確認できたので、秋の子育てもなんとか頑張ってほしいところです。