Family Nature Program 2024ため池の水抜き観察会②レポート(10月26日)

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Family Nature Program 2024ため池の水抜き観察会②レポート(10月26日)

  • 2024年11月4日(月) 16:24 JST
  • 日時:令和6年10月26日(土曜)9時30分~11時
  • 場所:管理事務所、修景池
  • 参加者:9組23名(大人9、子ども14)+ボランティア2名、公園職員3名
  • テーマ:生きもののとり方、見つかった生きものの解説など

池での管理の目標についての話をしました

管理事務所前の修景池で観察会が始まりました

今シーズン最後の魚とり観察会は管理事務所前の修景池でのため池観察会でした。10月に入り急に気候が秋めいてきて、太陽が出ないと肌寒く感じるほどでした。朝方の冷え込みのせいかザリガニの動きが鈍かったように感じました。

観察会の冒頭でどうしてザリガニを捕まえるのか、ここの池での管理の目標(低密度管理)についての話をしました。活動が始まると子ども達は少しずつ池の泥に足を踏み入れていきます。小さいお子さんも親御さんに導かれて徐々に池に入っていきました。中にはためらいなく入っていく子も数人いて、どんどんザリガニや魚を捕まえていました。観察会の途中でザリガニよりもずっと大きな20cmほどのコイやフナが泥の中から見つかり、40cmほどのナマズも出てきて大いに盛り上がりました。

見つかった生きものの解説

たくさん捕まえました

一時間ほどの活動の中で捕まえられたザリガニはなんと765匹でした。夏場の間に増えたであろう繁殖可能な大きさのザリガニを多数捕獲出来ました。その一方でモツゴやスジエビもとてもたくさん見つかりました。その反面、人為的に放されたと思われる25cmほどのオオクチバスが7匹も見つかり、啓発活動の重要性を強く再認識しました。

40cmほどのナマズ

25cmほどのオオクチバス

観察できた生き物:オオクチバス、コイ、ドジョウ、ナマズ、フナ、モツゴ、アメリカザリガニ、スジエビ、ヌマエビ、モクズガニ