まちの公園新聞 2016春号（まちの公園新聞記事内容ご紹介）

冬に別れを告げ、あちこちに桜の花が満開の春を迎えました。冬の寒さに耐えながら、しっかりと大地に根をはり新たな花を咲かせる、この力強さや咲かせた花の可憐さに私たちは心を惹かれます。

住吉公園では中長期的な桜の更新計画を進めており、このたび地域の皆さまのご協力で『住吉公園さくらサポーター』も発足しました。お花見の目前に、老朽化により空洞化した桜の木29本伐採を余儀なくされ、10本の新木を植え付けました。植えたばかりの新木はとてもデリケートな状態です。お花見の際には、桜の柵の中に入らないよう、また新木に触れないよう、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

住吉公園～住之江公園間のレンタサイクル事業（無料）

住吉公園･住之江公園のレンタサイクル停留所のどちらで乗り捨てていただいても結構です。レンタサイクルを活用して、周辺の町並みと歴史に思いを馳せて散策してみてください。住吉･住之江公園まちめぐりマップもご用意しておりますので、合わせてご活用ください。

またこの自転車は、NPO法人釜ヶ崎支援機構が、ホームレスの仕事づくりとして、回収された放置自転車を公的な許可を得た後に、修理･販売されているもので、ご賛同いただいた方々によるご寄付によって支えられています。

さくらサポーターとは？

住吉公園 桜広場の美化活動やサクラの見守りなどを行っていただきます。住吉公園が主催するサクラ勉強会への参加や、活動日時をとくに指定せず、参加人数にこだわることなく、おひとりからでも参加できるなど、多様な活動とします。また、一度でもご参加いただいた方は、住吉公園さくらサポーターとして登録させていただき、勉強会などのご案内をさせていただきます。

■住吉公園さくらサポーター　第3回「さくら観賞会」開催！
日時と場所：平成28年4月7日(木) 10:00～11:30
桜広場にて（参加無料）※事前予約受付

 

 

※体育館の工事を皆様のおかげで無事終えることことができました。ご理解とご協力にお礼申しあげます。

 

 

すみすみ公園フェスタ2016

 

５月４日（水・祝）

体験ワークショップ

・マリオネット人形芝居体験／ぶぶ座
・自然工作教室／NPOシニア自然大学
・体験アクリルたわし・ミルクトンボ・ヨシ笛
さざっぴーのぬりえ等の工作、大和川の魚等資料展示 ／大和川釣り人クラブ
・おもちゃの病院／住之江おもちゃ病院 ※部品代が必要な時もあります
・かんなくずプール・積木ひろば／すみのえCSOネットワーク

 

パフォーマンス

・マリオネット人形芝居／ぶぶ座

 

展示・その他

・園内～住吉大社ガイドツアー／住之江のまち案内ボランティアの会
・花の苗プレゼント／住之江・住吉HGC
・さくらのチッププレゼント／住吉公園

 

出店＆屋台

・ドーナツ販売／ワイユー
・焼き鳥販売／NPOみ・らいず
・焼き芋販売／住吉公園
・有機野菜販売／すみのえCSOネットワーク

 

展示・その他

・園内～住吉大社ガイドツアー／住之江のまち案内ボランティアの会
・花の苗プレゼント／住之江・住吉HGC
・さくらのチッププレゼント／住吉公園

 

５月５日（木・祝）

パフォースマンス

・キッズダンス
・プチコンサート／フルール、ビータラス、アコード、その他
・南京玉すだれ他／住吉御気楽家
・粉浜盆唄／楽踊会

 

出店＆展示販売

・フリーマーケット
・リサイクル自転車の展示＆販売／NPO釜ヶ崎支援機構
・環境福祉バザール／福祉作業所
・さくらのチッププレゼント／住吉公園
・焼き芋販売／住吉公園

※住吉商業フォークソング部・安立ミュージックストリートは、日程未定です。

 

 

ちょっと園芸まめ知識〜アジサイの剪定

アジサイは、花後すぐに花の付いている枝を剪定します。特に夏に伸びて充実した枝に、秋に花芽ができます。秋からの剪定は花芽を切ることになり、花がつきません。花後すぐに剪定して、秋に向けて枝葉を成長させます。

剪定は、緑色の枝の下2～3節を残すように切ります。葉のつけ根の節に新芽が見えているので、元気な新芽を5～6個残すようにしてください。たくさんのアジサイを咲かせることができます。

 

 

「すみすみマルシェ」を実施します

毎月第４土曜日開催！

■日時：平成28年4月23日（土曜日）
午前10時から午後4時まで
※毎月第4土曜日開催の予定

■場所：住吉公園 花と水の広場
（大阪市住之江区浜口東1-1-13）
最寄駅：南海本線「住吉大社駅」下車すぐ

■料金：入場無料

 

 

住吉公園イベント案内

※お申込・お問い合わせはお電話等で住吉公園管理事務所までご連絡ください。

ガーデン倶楽部

気軽な会話を楽しみながら、自然をモチーフにしたクラフト・花壇づくりをします。（内容は変更することがあります。）

花壇に種まき

【日　時】4月16日(土)10:00～11:30

花壇づくりワークショップ

【日　時】5月21日(土)10:00〜11:30

押し花

【日　時】6月18日(土)10:00〜11:30

【場　所】住吉公園管理事務所
【参加費】無　料（事前の申込が必要です。）

 

 

花と木の相談室

庭木の管理、土づくり、花の栽培方法、病害虫防除等について、相談に応じます。お気軽にご参加下さい。

【日　時】毎月第2土曜、第4水曜日13:00～14:00
【場　所】住吉公園管理事務所
【参加費】無　料（事前の申込は不要です。）

 

 

まちの元気を紹介！

『大阪あそ歩』のチーフプロデューサーとして、また『大阪ちん電バル』事務局長、『粉浜サポーターズ』のメンバーとして、住吉公園の界隈でまちの活性化に取り組まれている山田重昭さんにお話を伺いました。

2008年に発足した『大阪あそ歩』は、当時の大阪市が大阪のイメージアップを図るため、大阪コミュニティツーリズムを根付かせようということで始まったまち歩きの事業です。

山田さんが『大阪あそ歩』に参画されたのは、「大阪の魅力は人、コミュニティやと思います。ありのままのまちを知ってほしい、見てほしい」という思いに共感できたから。まち案内はコリアタウンと住吉界隈から始まり、発足から3年目で150ルートができました。今年で8年目になる『大阪あそ歩』はいまでは大阪市の手を離れ、自主運営されています。

「『大阪あそ歩』は歴史ガイドとは違い、まちの面白さや云われを伝え、愛着心を感じてもらえることを大事にしてきました。ガイドさんの個性を生かしたツアーが魅力なのです。それがガイドと参加者との距離を縮め、より一層魅力度が増すんです。」

「はじめてのまちで、お店のオッチャンと話せたら面白いじゃないですか」お店のオッチャンやガイドさん、つまり人がまちの魅力だという。また、まち歩きをする人たちが増えると、当然まちは活気づき、安全になるという。

『大阪ちん電バル』に加わった動機は、食に対する関心が高まったことにある。そしてもうひとつ大きな理由は、この界隈は夕方5時を過ぎると人の気配が感じられなくなる。住吉大社の門前町は昼間の活気と打って変わり、夕方以降は静まりかえり、危険さえ感じるくらいである。もちろん、住吉公園も同じである。夜でもまちをウロウロする人の姿があったほうがいい。できれば地元の美味しいものを食べてもらい、消費してほしいと考えたのだ。

「住吉公園は都心にあり、汐掛道は人々の生活路になっている、全国でも珍しく貴重な公園だと思います。街路としての機能、賑わい、子どもたちがたくさん遊びにくる、そんな場所である住吉公園には、地域のプラットフォームになってほしい。ここに来ればいろんな情報が収集できる、ここに来ればいつもなにかやってる…と思ってもらえるように、人々の関心を集めていく活動があればいい。たとえば、先日始まった『住吉公園さくらサポーター』の取り組みはとてもいいと思います。」とご意見をいただきました。

地域と公園、多様な人々と公園がつながっていくことで、この界隈の魅力をもっと高めていける！山田さん、どうもありがとうございました！！

 

 

住吉公園の春～初夏の花

樹木・花木

４月

ソメイヨシノ、八重桜（ヤエザクラ）、御衣黄（ギョイコウ）、セイヨウシャクナゲ、ユキヤナギ、コブシ、ヤマブキ、フジ、サツキツツジ、モッコウバラ、レンギョウ

５月

セイヨウシャクナゲ、センダン、ユリノキ、シロバナヤマブキ、バイカウツギ、エンジュ

６月

アジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイ、ノウゼンカズラ、ナツツバキ

 

草花

４月

ハーブ類、スノーフレーク、ツルニチニチソウ

５月

ハーブ類、シラン

６月

ルピナス、ダツラ、アガパンサス

 

 

住吉公園「香りの小庭」開花時期

１年草
アゲラタム：５～１０月 バーベナ：５～１０月

宿根ハーブ
エルサレムセージ：５～９月
チェリーセージ：５～１１月
ラベンダーデンタータ：５～８月
フレンチラベンダー：５～７月
ラムズイヤー：５～７月
ローズゼラニウム：４～９月
ベルガモット：６～９月
チャイブ：５～７月
ジギタリス：５～７月
オレガノ：６～７月
タイム：５～１０月
ジャーマンカモミール：３～５月
アーティーチョーク：６～８月

球根
クロッカス：３～４月
ヤエザキスイセン：３～４月

花木
ブルーベリー：６～８月
ヒメライラック：４～５月