Family Nature Program 2023ため池の水抜き観察会①レポート
- 2023年5月29日(月) 09:21 JST
- 日時:令和5年5月27日(土)9:30~11:00
- 場所:管理事務所、修景池
- 参加者:9組24名(大人11、子ども13)
- テーマ:生きもののとり方、見つかった生きものの解説など
気候も暖かくなりやや暑さも感じる天気の中、池干し観察会を行いました。今年は4月1日に受け付け開始して1週間かからずに定員まで埋まってしまうほど申し込みが多かったです。参加した親子の中には、去年は申し込みたかったがイベントを知った時には定員オーバーだったとのこと。「今年はやっと参加できたんです~」と話されていました。
観察会の冒頭のお話で、今日の観察会の主旨「アメリカザリガニがたくさん増えると小魚やトンボのヤゴが増える邪魔をしてしまうので、他の生物が生育しやすい環境になるようバランスを整える(=低密度管理)」についてわかりやすく説明しました。また今年の6月1日からアメリカザリガニとアカミミガメが条件付きの特定外来生物に指定される話にも触れ、一度飼育したら逃がすことはできないので、飼う場合は命の最後まで責任を持ちましょうという話もしました。
参加した子どもさんの中には最初泥の中に入るのを怖がっている子もいましたが、他の子に負けまいとやる気になったり親御さんのサポートで入っていき、最後には大人も子どもも泥んこになっていました。
小一時間余りの活動の中で捕まえられたザリガニは約630匹でした。今回はドジョウの姿が見えなかったですが、お腹の大きなモツゴもいたので、これからの夏場に増えてくれることを願います。
観察できた生き物:アメリカザリガニ、スジエビ、ヌマエビ、ミシシッピアカミミガメ、モツゴ