「どび流し」レポート
- 2014年4月 3日(木) 01:37 JST
久宝寺緑地で3月29日(土曜日)に池の浄化イベント「どび流し」が行われました。
「どび流し」とは大阪府八尾市高安の里地・里山の伝統的な農業技術で、池の底にある栓を抜いて、たまったヘドロを水と一緒に流す溜池の浄化法です。
今回、久宝寺緑地ではNPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会、大阪成蹊大学芸術学部美術学科、そしてアートプロジェクト気流部(企画協力)の協力のもと、「どび流し」イベントを開催しました。
イベントはたくさんの来園者の方々が見守る中行われました。胴長靴を履いて実際に池に入って下さったボランティアの方たちや、保護した魚をバケツに入れて運んでくれた子どもたちは泥だらけになって助けてくれました。
今回は同時に3月26日から5月10日までの間、大阪成蹊大学芸術学部美術学科の協力のもと、池の空間とその移り変わりそのものを1つの作品とする、アート×環境保全の新たな試みEcological×Art「未来へつづく、9の風景」が開催されています。
写真の作品は大阪成蹊大学芸術学部美術学科4回生の上田桃子さんの作品です。「どび流し」は終わりましたが、こちらのアートは現在も展示中ですので、是非お立ち寄りください
今回お手伝いいただいたボランティアの皆様、ありがとうございました。