“秋色みっけ♪ 流域子どものまつり”
- 2013年 9月30日(月) 10:39 JST
“秋色みっけ♪ 流域子どものまつり”
南河内ほわ~っと流域ネットワーク・富田林土木事務所と共催、河内長野市後援でイベントを行いましたので報告いたします。
今回のイベントは昆虫や魚、鳥など生き物や自然が大好きな子どものお祭りということで、南河内で活躍する自然関係の団体が集まって体験ブースや観察会などを行いました。
午前は流域ウォーキングにはじまり、森チームと川チームに分かれて観察会を行いました。午後は石川・西除川流域の市民や行政等の各団体が自然環境をテーマに体験ブースを出展しました。
当日、生き物が専門の私は流域ウォーキングと自然観察会・森チームの担当となりましたのでそこでの一日を振り返りたいと思います。
朝、9時半に河内長野駅に集合し、参加者を確認するとなんと30名弱が参加してくださっていました。そして、流域ウォーキングスタート。当初は川に入りながら、さかのぼって歩く予定でしたが、先週の台風の影響でまだ水位が高く、流れも速いため護岸を歩いていくことになりました。護岸では講師である吉村、寺川、私の3名から「先日の台風によって水位がどれくらい上昇したか」ということでその痕跡を探すクイズや石川の紹介を行いました。その後、管理事務所に戻り森チームと川チームに分かれて自然観察会スタート。




私は森チームの講師なので虫取り網を持ってみんなで虫さがし。子どもたちはバッタが好きみたいでショウリョウバッタやトノサマバッタを探していました。電柱には石川流域の形のモデルであるキジバトが止まっていました。展望台へ到着すると鳥や景色を双眼鏡で観察しましたが、子どもたちはじっとしていられない様子で鬼ごっこして駆け回っていました。観察会終了間際、私が青リンゴのようなにおいのするカメムシを発見し、参加者全員でそのにおいを体験しました。
観察会終了後は午後のブース出展。南河内で地域の子どもたちを対象に自然環境関連のイベントを実施している団体が集まって工作コーナーや標本・生き物の展示、活動紹介などを行いました。途中、大阪府のエコアクション(環境配慮行動)のイメージキャラクターであるモットちゃん、キットちゃんが登場し、地球温暖化防止について紙芝居で紹介していただきました(ありがとう、モットちゃんキットちゃん)。






その後、地元河内長野市で活躍されている音楽同好会・ママさんブラスミルクティーさんに流域音楽祭と称して素敵な音楽を演奏していただきました(ありがとうございました)。
最後に、イベントの締としまして「流域生き物わくわくビンゴ」を行いました。ただのビンゴではなく長野公園周辺で見られる生き物たちが数字代わりに登場し、専門家による解説も交えながら楽しく遊べる仕様になっています。司会者による「ビンゴ!!」の掛け声の後に子どもたちの「シュート!!」という声が続き、みんな楽しそうに熱中していました。ビンゴになった人は景品をモットちゃんキットちゃんから贈呈されていました。
このように午前はワクワク、午後はドキドキの内容盛りだくさんでしたが、とても楽しい一日となりました。
また、今回のイベントを開催するにあたり、たくさんの団体や行政の方々にもご協力いただき、本当にありがとうございました。地域とつながる場として来年度もぜひ「流域子どものまつり」をここ長野公園で開催したいと思います。