まちの公園新聞 2014春号(住吉公園新聞記事内容ご紹介)
- 2014年 3月10日(月) 13:38 JST
住吉公園
日本で桜が好まれ始めたのは平安時代の頃。そして、江戸時代末期にはソメイヨシノが誕生し、現代にも受け継がれ、桜の代表格となっています。
桜は、“武士道”の例えにされるように花色や香りは控えめで、散り際は潔く美しい、派手ではないが優しさと品格があります。桜が好まれる所以(ゆえん)でしょうか。
末永く愛でていたいソメイヨシノですが、花見の名所とされるところでは、環境のせいかその寿命も長くないようです。住吉公園の桜もしかり、現在手当が必要とされています。私たちが、桜の声に耳を傾ける時期が来ているようです。
“敷島の 大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花” 本居宣長
(日本人である私の心とは、朝日に照り輝く山桜の美しさを知る、その麗しさに感動する、そのような心です) 本居宣長記念館HPより。
所長からひとこと
今年は例年になく寒い日が続きましたが、体調を崩されたりされてませんか。もう、春がそこまで来ています。桜の開花予想も近畿では3月下旬とのことですが、住吉公園の桜も春を待ちかねているようです。
これから人出も多くなり、園内にはゴミが多くなる季節を迎えますが、お持ち頂いた物は極力お持ち帰り頂き、気持ちの良い憩いの空間として、ご利用頂きたいと願っております。
府営公園は、ゴミ0(ゼロ)を目指しています。
ご協力頂きますようお願いします。。
住吉公園管理事務所所長 浅井 宏
4月~6月の花の見ごろ
歴史の散歩道「安立地域…安立、住之江、西住之江、浜口東2丁目・3丁目」
安立は住之江区の東南にあり、中央を紀州街道が走る歴史ある地域です。
ご鎮座1800年を迎える住吉大社に縁が深く、毎年夏に行われる住吉祭は地域の方々の力で担われています。祭では国の重要無形民俗文化財に指定されている夏越祓(なごしばらい)神事が行われ、また300人以上の地域の若者により神輿が約7km離れた堺に向けて大和川を渡る神輿渡御(とぎょ)は圧巻であり、大勢の人々で川岸が埋まるほどです。
その大和川は一級河川としての水質が平成17年からの3年間、国内ワースト1でしたが、地域の方々の熱心な取り組みにより大幅に改善され平成21年の国土交通省調査ではワースト3位まで向上して、環境省の水質基準も満たすほど綺麗になっています。(住之江区広報紙「さざんか」より 抜粋)
ちょっと園芸豆知識「除草」
暖かくなると春花壇の植物よりはるかに早く雑草たちが成長します。
雑草は繁殖力が強く成長も早いので、花壇の花がすぐに台無しになります。できるだけ早めに、種ができる前に除草したいものです。
しかし、雑草も可愛い花を咲かせているとつい除草をためらってしまうことがあります。時には、遊んでいるプランターにハコベやイヌフグリを咲かせてみるのも楽しいかもしれません。
住吉公園イベント案内
※お申込・お問い合わせはお電話等で住吉公園管理事務所までご連絡ください。
すみすみ公園フェスタ2014
住之江区役所との連携・協働による、大好評の「すみすみ公園フェスタ」が今年も開催されます。ゴールデンウィーク最終の2日間、工作やバザー、音楽など、親子で楽しめます。
【日時】5月5日(月・祝)・6日(火・振休)
【場所】花と水の広場
楽しい自然工作
竹ぽっくり等竹を使った工作等
【日時】3月16日(日)時間未定 ※材料がなくなり次第終了
【場所】先着順【参加費】無料【講師】おおいずみどんぐりの会
ガーデン倶楽部
気軽な会話を楽しみながら、自然をモチーフにしたクラフトや花壇づくり。毎月一回開催予定。※スケジュールは決定次第、公園の掲示板や当サイトにてご案内致します。
【場所】住吉公園管理事務所【参加費】無料
花と木の相談室
庭木の管理、土づくり、花の栽培方法、病害虫の防除等について、相談に応じます。お気軽にご参加下さい。
【日時】毎月第2日曜、第4水曜日13:00~15:00
【場所】住吉公園管理事務所【参加費】無料