長野公園新聞 2019秋号(長野公園新聞記事内容ご紹介)
- 2019年 9月30日(月) 10:02 JST

立秋を過ぎ、暑さのピークは過ぎ去りましたが、日差しの暑い日は続きます。しばらくは夏の残暑が続くかと思いますので完全に秋の空気に入れ替わるまでは引き続き熱中症にお気をつけください。
さて、これからはじまる秋の季節の見どころはやはり秋の風物詩であるモミジ。普通モミジといえば伝わるのですが、実際モミジという植物はなくカエデ類の総称を指します。カエデ類には園芸種を含めるたくさんありますが、この辺りで一般的にモミジといえばイロハモミジを指すことが多いです。イロハモミジは日本を含む東南アジアに広く分布する落葉高木で、国内では本州以南の平地から山地に広く自生しています。狭義のモミジ類の代表格でもあり、毎年5月ごろに花を咲かせ10〜12月まで紅葉します。長野公園のモミジはこのイロハモミジであり、毎年11月から12月上旬にかけて奥河内もみじ公園(延命寺地区)を中心に見ごろを迎えます。空気の澄んだ緑豊かな園内では代表格であるこのイロハモミジ以外にもイチョウやヤマザクラ、ウルシ類といった紅葉植物もあり赤・褐・黄・緑など様々な色のコントラストが楽しめるほか、秋の山野草も数多く見られます。
紅葉狩りの季節を迎えるのはまだ先ですが、秋深まる晩秋にはぜひ長野公園でお弁当を片手にお散歩がてらにぶらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
秋季に長野公園で見られる生き物
セトウチホトトギス
奥河内もみじ公園など
モズ
奥河内さくら公園など
オオカマキリ
奥河内あじさい公園など












