「石川自然クラブ」石川の希少種を守る!自然ボランティア レポート(5月8日)
- 2025年 5月10日(土) 12:45 JST
- 日時:2025年5月8日(木)13時~15時30分
- 参加者:計8名(大人6、スタッフ2)
- 場所:自然ゾーンA、B地区
- テーマ:オギ草原のクズ除去
草の勢いが増す5月は、いつもカヤネズミ保護草地のクズ取りがメイン作業です。



草の勢いが増す5月は、いつもカヤネズミ保護草地のクズ取りがメイン作業です。



今年もA地区を上流に向かって歩きながら主に開花している植物を観察しました。園路沿いのほぼ同じ環境でも、タンポポが関西と西洋と入れ替わったり、白花?のヒメオドリコソウがあったりとおもしろいです。


前年までのオギ移植地が安定してきたので、上流側に新しい移植地300㎡を設定しました。
この日に先立ち、重機で移植地のクズ根の掘り起こし除去と、移植用オギをB地区剣先部の新規観察路から採取・運搬してもらいました。




11月の植物観察会に訪れた際、草木が繁茂してタコノアシが2~3ヶ所しかみつけられなかったため(ピンクリボンの目印)、今回は地表のかく乱作業に取り組みました。


今年は秋の気温が高かったためか11月にもまだ緑の巣があったため、営巣調査を今月に繰り越しました。


今回は初めてリース用のつるを自分で採取することにチャレンジしました。
樹林の上に伸びている手ごろなクズのつるをみつけて引っ張りおろし、くるくると巻いていけばリースの土台が出来上がります。


例年11月はカヤネズミ営巣調査ですが、今年はまだ子育て中のようなので来月回しとし、ミゾコウジュ自生地にやってきました。


11月なのにまだ9月ぐらいの体感と風景のなか、B地区を少人数でゆっくり散策しました。ときおり足をとめて梅原講師の植物解説を聞きながら、まずは二ツ池で目当てのタコノアシ観察です。



大阪府民カレッジは府下の各地域に教室があり、地元の歴史文化やものづくり、健康や交流など多岐にわたる講座を開催されています。今回は初めて石川河川公園にお越しいただき、石川の自然や希少種についての座学と現地見学を実施しました。


今シーズン最後の魚とり観察会は管理事務所前の修景池でのため池観察会でした。10月に入り急に気候が秋めいてきて、太陽が出ないと肌寒く感じるほどでした。朝方の冷え込みのせいかザリガニの動きが鈍かったように感じました。